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2018-11-11

感激のゴルフ旅を回想/リビエラCC

すでに21年が経過

1994年2月というと、すでに21年が経過したことになる。この年に、仕事の関係で、米国系航空会社の副社長から、アメリカは、ロサンゼルスで行われたNissan Openのプロ・アマ戦に出ないかとの誘いがあった。なぜ招待を受けたかというと、米国系航空会社との取引があり、その航空会社がNissan Openのスポンサーであり、何組かの招待枠を持っていた為、日本の営業枠で1組の招待があったからである。わたしにとっては、願ってもないうれしい話!このNissan Openは、1926年から続くロサンゼルス・オープンとして歴史あるプロトーナメントであり、1987年~2007年までは、Nissan Openとして、2008年より、ノーザン・トラスト・オープンに名称が変わっている。

リビエラカントリークラブのクラブハウス全景

タイガーウッズのデビュー

1992年にはアマチュア時代のタイガー・ウッズが出場し、PGAツアー初出場の大会となったことでも知られている。過去に、アメリカには行ったことがあるが、ゴルフ目的では、初めてである。一緒にプレイする業界の仲間4人は現地集合とのこと。ということで、一人でアメリカに行くことになった。ちょっぴり心細いがそれよりも、USPGAの本戦が見られて、プロアマにも参加できる夢の実現に、心が躍る気持ちでいっぱいだった。英語は、仕事の関係で多少できるが堪能ではない、度胸の良さで何とかなるだろう?   ゴルフは、ハンデ17ぐらいの時だったと記憶している。ロサンゼルスのホテルは、ニューオータニという名前だった。空港から、地図を片手にタクシーで向かったが、タクシードライバーが英語もたどたどしい50歳前後のドライバーだった。相手が白人じゃなく、英語がたどたどしいと、こっちはへたくそ英語でも自信が出て、いろいろと話しかけてみた。すると、レバノンから来て、ロサンゼルスで働くようになって5年だと言う。 そうこうすると、なんか汚いダウンタウンを走りってる。窓から外を見ると路上生活者のような人が居る街中を通過、どこに連れて行かれるのか心配になってきた。少しの間、街中を見てると、リトル東京の中に宿泊先のニューオータニがあった。まぁ~何とか、ホテルには無事着いた。 このニューオータニは、今は、キョートグランドホテルに変わっているようだ。翌日は、リビエラ・カントリークラブに行くのだが、トーナメント・ボランティアが車で迎えに来てくれるという。アメリカのトーナメントでは、このトーナメント・ボランティアが送迎をしたり、いろいろとトーナメントを手伝い、この方たちが大会を盛り上げているのだという。

アメリカのおばあちゃん

翌朝、金髪のいかにもアメリカ人のおばぁちゃんが迎えに来てくれた。このおばぁちゃんの英語が早くて、何を言ってるのか全く分からない。まぁ~それでも行く場所は決まってるし、間違えることはないので、安心して街並み見物をしてると、ビバリーヒルズが見え、それは、それは、すごい邸宅がたくさんあった。有名な俳優の家やら、プロスポーツの邸宅やらいろいろあるが、見たのはみんな門だけ。中は全く見えない。大きな邸宅には、必ず、ガードマンが立っていてセキュリティー対策は頑丈なようだ。しかし、金持ちの家がごろごろとあると気分がリッチになってくるが、日本の自分の家が、可哀そうになってきた。ふっと思い浮かべたのは、小学生、中学生の家族の顔が浮かんだ、でも、すぐに、ゴルフの心配に頭が切り替わった。この時は、家族よりもゴルフが大切だったんだろう(笑) そのビバリーヒルズの中心と思える場所に、リビエラ・カントリーがあった。クラブハウスまでのアプローチには、きれいな花がたくさん植え込んであり、クラブハウスの雰囲気は最高にいい! 落ち着いた高級感のある椅子が並び、雰囲気のあるクラブハウスになっている。

メンバー専用のバー

われわれトーナメント出場者は、バッチが配られていてそのバッチがあるとどこにでも入れた。ただし、1か所だけ入れないのは、メンバー専用のバーがあり、その場所は、メンバー以外は、絶対に入れないとのこと。早速、ゴルフバッグを出して、練習場に向かおうとしたが、その前に、スタートの確認をしに行くとどこか分からない。どうにかさがして当てたが、小さな小窓がありそこに年配の白人のおばちゃんが2人でいたので、「スターティングタイムは・・・」と尋ねると、「あなたのティータイム」は何時ですか? と聞かれ、なに~お茶の時間は何時か?お茶を飲まないといけないのかなぁ~と、けげんな顔をしてると、名前は何か? と聞かれ、〇〇と言うと、また、「ティータイムは、9:15分だという」なんだよ~9:15分まで、お茶飲んで来いといってるのかなぁ~? (笑) 「ティータイム」とは、「ティー・オフ・タイム」のことで、日本で使うスタートとは呼ばないことに、この時に気が付いた次第である。

USPGAプロ JAY HAAS

今回一緒にプレイするのは、JAY HAAS だという。 当時のJAY HAASは中堅のプロで、さほど日本では有名ではなかったように思えるが、自分は知らなかった。ゴルフバッグ置き場では、キャディーが待ち受けていて、1名に1名のキャディーが付くという。そして、4人のわれわれのチームには、出場者名の入ったスコアボードで1名、スコアラーが1名、付くという、プロの選手と全く同じ条件なのだ。いつも行くゴルフ場の、悪いサービスに慣れてる自分としては、その条件だけで感激である。では、ティータイムの前に、ボールを打たないと心配なので、キャディーと一緒に練習場へ。すると、すげぇ~っと声を出しそうになった。わたしの隣で、練習してるのがセイウチと呼ばれるニックネームで有名な、スタドラーが打っている。その隣には、イアン・ウーズナムが打っている。ってな具合で、完全にミーハーな自分が居て、ここはどこ? わたしはだれ? っていう興奮状態になった。

USプロゴルファーの打球は、高く、オシャレに遠くに飛んでいく

あのスタドラーの打球を見て驚いた!?体がデカイので豪快に打つかと思ったら、それはそれは、静かにスウィングをして、打球は、ぐ~んぐんと高く弧を描く!オシャレなフェードボールを打ち、その後、きれいなドローボールを打っていた。わたしは、自分の練習よりもプロの打球に見とれたが、とにかく、1打目を何とか成功させたいという気持ちで、練習をした。練習を終えて、ティータイムを待っていると、われわれより先のチームがどんどんとスタートして行く。それを見ていると、だんだんと緊張が高まっていく。スタートするティーグランドの周りには、プロアマ戦なのにギャラリーがかなりの人数が集まっている。当たり前ですが、われわれを見物に来てるのでは無く、同行してくれるプロ選手を見に来てるのだ。正確な数は分からないが、何百人ものギャラリーがいた。

朝一で打った打球は・・・?

するとティーグランドで、一人の紳士が出てきて、生声で出場選手の名前をおおきな声で呼びあげる。「Mr.〇〇, From Japan, Amateur,」 って、呼ばれると、打っていくわけだが、この時は、ヒザが震えてきて止まらない。それでも、この時の一打は、今でも覚えてるが、10番ホールからの短いミドルホールで、ドライバーのひっかけボールだった。震えた足は、少しずつおさまり、今度は、2打目、何とかグリーンの端にオンしたら、ギャラリーからパラパラと拍手があった。照れ笑いをしながら、ボールをピックアップ。 なんと素晴らしいギャラリーなんだろうと、また、感激!アメリカのギャラリーは、とにかくゴルフファンが多く、生活の中にゴルフが溶け込んでるように感じる。例えば、ゴルフクラブに家族で行き、旦那はゴルフ、奥さんはトランプ遊び、子供はプール遊びと言うように、ゴルフ場には家族で行ける設備が整っている。日本とは大違いにだと感じる。

プレー後の記念タテ

また、定年後の生活も、ゴルフ場の敷地内に別荘が建っていて、その別荘で老夫婦が仲良くゴルフを楽しむ光景は、リゾート地のどこにでもある光景を目の当たりにするからです。話を戻して、2オンしたのはいいが、その後、4パットだよ。さすがに、トーナメント仕様のグリーンは早く、難しく、どうやって打ったらよいか分からなくなってしまった。ラウンドは、楽しく進むが、すると、JAY HAAS が気さくに話しかけてきて、日本は、大好きな国だ、とか、グリップは、左の腰に当てってからアドレスに入るといいとか、優しくて、それは、それは、素晴らしい紳士で、カッコいいのには驚いた。言うまでもなく、この時からJay Haasの大ファンとなったのです。

ベストボール方式でプロアマ戦

プレーは、われわれ4人のアマのベストボール方式で、1打を打って、4人の中で1番良い所に飛んだボールを選び、そこから、4人で2打目を打つ方式で行われ、すべて、18ホールを回ったんですが、途中の光景は、無我夢中でプレーをしてて、記憶も消えつつあります。とにかく、キャディーさんを引き連れて1打、1打、キャディーと相談しながらのプレーは、自分もプロになったような気分になれるし、気持ちの良い最高の経験でした。ラウンドの途中で、プロとの記念写真撮影も入っていて。そのプロとの記念写真額縁は、18番ホールを終えたところで出来上がった状態で、プロアマ参加者に渡され、ここでもビックリ!すごい演出をするもんだ、って、感激のしっぱなしです。本当に、感激のリビエラの思い出ですが、この1994年から1999年まで、連続6回のリビエラカントリーのプロアマ戦に参加できたんです。

 

 

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